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枝豆ジグMSR 210g アカキン/ゼブラグロー
スローピッチジャークの名手 加藤啓之氏が独自の理論、コンセプトを突き詰めカタチにし、徹底的にテストを繰り返し満を持して発売される”枝豆ジグMSR”
生産は年1回のみの予定でごく僅かな店舗のみです。 操作方法やコンセプトなど加藤氏による解説を下記に掲載させていただきましたが、ジグの事だけでなくたいへん勉強になる内容ですのでぜひご一読下さい。 また、加藤氏がSW誌に執筆してきた内容がweb上で解りやすく掲載されておりますので下記のリンクも合わせてご覧下さい。 ・SWマガジン スローピッチジャーク ステップ1 ◎枝豆ジグMSR290g操作方法 ・底切り後、ハンドル1回転1ジャークまたは1/2回転1ジャーク(その他お好みで)でジグを飛ばすように操作し、その後、竿先を海面へ(糸を追いかけるように)するとジグ1本分スライド後、その場でホバリングし、その後バックスライドします。 ・潮があまり無い時 ジグをフォールさせる直近のジャークを海面から頭上まで竿を上げ(ジグが水中でぶれないようなスッとしたゆっくり目のリフト)頂点で竿先を止め、ジグを完全に静止させてから竿先を送り込むような操作で、ジグが完全にシュッと上昇し、停止後バックスライドをします。 両動かし方とも 今までのジグがフォールし最後に竿先に重みを感じるよりも大きな「ドスン」という感覚で手に伝わってくるはずです。 キレ良く落下している証拠です。 ほとんどジグを落下させた瞬間(物体が大きくなった時)にバイトが集中します。(ラインが止まります) ◎ジグコンセプト ・網膜角度 同じ角度で同じ大きさのものをちかくで見た場合と、遠くで見た場合では魚は大脳が小さく、奥行きを連想できないので物体を二次元でしか見る事ができず近くの物は「大きく」遠くの物は「小さく」としか判断ができません。 遠くのものも大きく見せる為のジグの上方向への横向き、フォールでのスライドでの横向きです。 「反応距離RDリアクションディスタンス」 =魚が餌の存在に気付き反応を始める時の餌までの距離のことです。 エサの大きさと反応距離は正比例します。 大きな餌ほど遠くから寄ってくる。 ジグを瞬時に横に向ける事は、網膜角度から小さな物を大きくみせる効果があり反応距離に直結します。 ジグを大きく見せるということは、遠くの魚に存在を気付かせ、反応をスタートさせるというになります。 瞬間的に進行方向を変えることもバイトにつなげる大きな要素の一つで上げ方向で魚を寄せ、瞬間的にスライドで魚から逃避させる。 魚は自分から遠ざかる物体を追いかける習性があるため瞬間的な進行方向が頭と判断します。あえて目は入れていません。 魚が嫌がる要素として「振動」があります。 フォールで喰わせるという事は人間の力の伝達がない状況の為 ライン、ジグ、フックなど水中で動く物体の周囲の水分子の振動、水圧の変化がライン、ジグ、フックなど水中で動く物体の周囲の水分子の振動、水圧の変化が最小となります。(嫌がる要素が少ない状態) 上げのアクション、フォールでのアクションで最小の振動で済むような僕なりの形状にしています。 上げの抜けの良さを出すために、フロントは細く断面を5面とし重さを持たせ、アイ直近のカタチは水の抵抗を極力抑えるためにバルバスバウ(球場船主)形状にしました。 下げではリーダー、ラインをジグの自重で引っ張っていかないといけないので を持たせた断面2面形状(面が少ないほど水との摩擦が減ります) フロントの5面が抵抗となり、下げでの動きの中でジグ後方のブレを少なくできたことが安定したバックスライドにつながる要素になりました。 MSRはMESURE(メスレ)の頭の文字をとったもので メスレ=漁師さんが餌のイワシの片目だけに傷を入れて使うことで魚は平衡感覚を失い、もっとも食べられやすい動きになる。 この動きは 今までいわれてきた「浮も沈みもしない状態」というよりスッと動いて止まるような動きでこの動きに近づけるように試行錯誤しました。 2年間プロトタイプを使い込んできましたが、魚はこの動きが大好きです(笑) 遠くから呼び込み、振動を与えてMSRアクションで喰いつかせる。 自信を持って皆さんに使ってもらえる物になりました。
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FISHING SERVICE MAREBLE 2024
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